引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1451057440/

大谷_涌井

1: 名無しさん@おーぷん 2015/12/26(土)00:30:40 ID:E22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151223-00010002-baseballc-base&p=2
力で封じ込める大谷、試合をつくる涌井
 今季のパリーグ最多勝は、日本ハムの大谷翔平とロッテの涌井秀章が分け合った。
 二人は全くタイプの違う投手だ。投球内容も異なっている。

 そんな二人が「最多勝」という一つのタイトルを分け合う。これも野球というスポーツの妙味ではないかと思う。
 二人の今季の投球内容を徹底比較してみよう。
 まずはSTATSの比較からだ。

 勝利数は同じ15だが、登板数は涌井が6試合多い。二刀流の大谷翔平は、登板間隔が広かったうえに、5月初旬にローテーションを飛ばしている。
 敗戦数は涌井が4つ多い。

 QSとは6回以上投げて自責点3以下で投げた試合。投手の最低限の責任とされる。
 大谷は22登板で16QS、涌井は28登板で21QS。ともにQS%は70%を超え、安定感があった。涌井の22QSは、パでは楽天の則本に次ぐ2位だった。

 投球数は大谷が2462球、涌井が3127球。1イニングあたりの投球数は大谷が15.32球、涌井が16.57球。涌井が多い理由は被安打が多いためだ。
 打者あたりの投球数は大谷が3.96球、涌井が3.98球とほぼ同じ。この数字は、4が標準的とされる。二人とも標準的だ。

 被安打率は大谷が.180、涌井が.254と大きな差が出た。
 自責点は大谷が40、涌井が71。防御率は大谷が2.24、涌井が3.39。これはパの平均防御率3.60より少し良いだけだ。
 援護率は大谷が3.92、涌井が4.82。大谷の援護率はリーグで2番目に低いが、圧倒的な投球をする彼にはあまり関係がない。しかし1試合で3点以上奪われる涌井にとって、リーグ2位の5点近い援護は大きな助けになっている。

 1完投あたりの与四球数BB9は、大谷2.58、涌井2.72とほぼ互角。ともにリーグ平均3.22より少し良い程度。
 しかし1完投あたりの奪三振数SO9は、大谷10.98、涌井5.58と大きな差。
 大谷は160km/hの速球を武器に打者を圧倒する。そして三振を奪いまくる。
 涌井は安打を打たれ失点しながらも、粘りの投球で「試合を作る」。

 この差がデータにはっきり出ている。

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